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2014年03月25日

津嘉山酒造所修復応援プロジェクト

津嘉山酒造と泡盛『國華』 (名護博物館 比嘉久)

千葉沖縄県人会の皆様、縁あってお便りできることをたいへんうれしく思います。
津嘉山酒造所は昭和のはじめ頃、与那原出身の津嘉山朝保が、当時発展しつつあった名護の地に酒屋を開いたのが始まりです。

泡盛國華



それが国頭郡で最初の酒造免許を有する酒屋となりました。
そして銘柄を「国頭の華となれ!」の意味を込めて「國華」にしたそうです。
不幸中の幸いなことに沖縄戦の際に焼け残り、今では、戦前の姿を残す泡盛工場としては唯一のものとなりました。
そして、市民はじめ関係者の努力で、その建物が平成二十一年六月に「国指定の文化財」になりました。
とは言っても、築八十年を超える建物の老朽化は著しく、その保存に頭を痛めているところです。
そこで、より多くの方にその存在を知っていただき、保存にご協力いただけるようにと「津嘉山酒屋保存の会」も結成されています。
従業員四名の小さな工場で小規模、小生産で泡盛を製造しており、安い価格でご提供できないのは残念ですが、ぜひとも味わっていただきたく思います。
今後とも、泡盛・國華をよろしくお願いいたします。

津嘉山酒造所のホームページはこちら。

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津嘉山酒造様および比嘉久様

先日は我が県人会に國華をお送りいただきありがとうございました。
この誌上をお借りしてお礼を申し上げます。
忘年会にて大変美味しくいただきました。
これからのますますの発展をお祈りいたします。

(千葉沖縄県人会一同)- 会報誌「台風の芽第30号」より抜粋


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Posted by NPO千葉沖縄県人会 at 10:13│Comments(0)台風の芽
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